最終バスには到底間に合わない
荷物の重さは何年も変わってない
歩きだしたら雨が降りました
ずいぶん前にもこんな日があったなぁ

乾かない服を絞りあげてコーヒーを飲んでいる

憧れていたあの唄も誰の声だかわからないよ
通いなれていたあの道も なんとも思わなくなったよ
作りかけだった高架線は 街を飛び越えてしまったよ
何もかも僕は忘れたよ 忘れたよ

捨てられた空き缶を路地に置いて街は泣いている
くり返すだろう覚えてるかな もう消えないで

思い出すだけで恥ずかしい 悪さも少しやらかしたね
白い息で見た星空は 暗くて少しこわかったね
また会おうって約束も 今ではもうしなくなったね
残せたものは何もないね ゴメンね

憧れていたあの唄も誰の声だかわからないよ
通いなれていたあの道も なんとも思わなくなったよ
作りかけだった高架線は 街を飛び越えてしまったよ
何もかも僕は忘れたよ 忘れたよ

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