遅くなってしまったんだぜ。
3月に開催されたBasin Town 16Chome。
イベント好きもあってか、今までいろんなイベントを企画させてもらったけれど、こんなに同じ看板で続けてこれたのは初めてのことです。
たくさんの仲間がこの日を作るために無い頭をこすり合わせて、無い体力をぞんぶんに使い、ありったけの気持ちをこめてこのイベントを続けています。
いつも言っているようにBasin Townはイベントであり、町であるので、いろんな人がかかわって出会ってくれる場所でいたいと思っています。今回も新しいスタッフが入ってくれたりしました。
はりねずみのこんだてがこの日に出した音源は自分も良く考える生活のそばにある音楽のように感じました。ライブもぎこちなくて緊張していて最高でした。
ずぶろっか時代のギターのアルベルトが本屋をやっていることを知ってすぐに出店依頼しました。音楽も続けてくれてるみたいだけど、変なこだわりや奇妙なもの好きは何も変わってませんでした。酒が飲める日にまた会いたい。MAGARIU BOOKS、どこかで見かけたら会ってください。このヘンチクリンとするヘンチクリンな話はヘンチクリンではありません。
自分のライブは新体制になってやっと目指すところの先っちょが見えた感じでした。ずっとうまくいかなかったことがふわっとできた。やっとだーー！という思いと、これくらいは俺たちなら絶対できるよという思いと、おいおいめちゃくちゃ楽しいぞこれっていう気持ちに溺れているうちに終わってしまうようなライブでした。みんなはどうでした？

正直なところ、このイベントを始めたころから自分の生活や時間の取り方に変化が出てきて、思うように寄り道ができないでいます。BasinTownでは音楽だけでなく、むしろそれ以外の繋がりをこの小さい町に集めてくるイベントです。そのためには何が起きるかもわからないような無駄な時間がたくさん必要になります。これは怠けることを最近怠けているなーと反省しています。不必要そうなこと、効率の悪いこと、でもこのイベントにとって一番大切なもの。もう一度探してみたい。自分だけでは心もとなく無責任になるので、またみんな助けてくださいね。看板は一応自分が持っているふりをさせてもらっていますが、イベントなんてのはみんなのものですので。

次回の17Chomeはまだ決まっていませんが、また新しいことにトライしたイベントにできるよう考えてみようと思います。そろそろ外に飛び出してもいいかもしれないなー。