勝手に来るものが新しい。
昨日、ささかわおすしと
「高校生の頃なんて花見なんて興味がなかった。桜なんて歩いていれば勝手に拝めるものだし、というかそもそも春なんて勝手に来るしって思ってたのに花見が大好きになっちまったな」
という会話をした。
すでに佐保川に沿って桜は咲き始めている。近頃の奈良は天気も良く、日に日にあの春というやつがやってきている。
どうにもあまり好ましくはない虫連中も揃って活動を始めるこの季節はあと一歩好きになれないでいたが、いいもんなんだなと思うようになった。
冬の物悲しさばかり気にしていたけれど、朝起きるのも悪くないよな程度に春を受け入れられるようになった。
今年の春をどのくらいまで覚えていられるのかわからないけれど、去年がとっても素敵だったので記録を更新したい。
こいつはまた来年もやってくる。今日のように去年は良かったなって言えたらいいじゃないすか。