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ピクルスを君はまだ知らない。

やっほー。
気が付くと梅雨に入り梅雨が終わろうとしている。
天パーな自分はこの季節は本当によく困った。小学生の頃は髪の毛だけなら芸能界でも使えるんじゃないかくらいのサラサラだったのだが、思春期に入った途端にヘソと根性とセットで髪の毛が縦横無尽に曲がりだした。
今みたいな季節は完全に制御不可能だった。
出かけるまではかろうじて踏ん張ってくれるけど、外に出てぴゅーっとひと風吹けばもう前髪はバッハだった。
おかげさまで今ではほどよくおとなしくなり、むしろ丁度いいくらい。でもあの時ほど気にもしないのだろう。
老けていくと色々気にならなくなる。いいことのように思うけど、どうしても当たり前としておいておくことが多すぎてなんだか少しつまらない気もする。あの頃に溜まっていたどうすることもできなかったウップンを吐き出すのではなく、思い出して楽しんだり、だれかに繋いでみたり。
あぁ傘を持たずに歩きたい。そして、ずぶ濡れのままあの人に会いに行く。

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